保険治療について

同意書の該当疾患に対してはりきゅう施術を行うと共に、運動療法等を組み合わせて症状の改善を図っていきます。寝たきりの方や、立ち上がることができて室内を移動できる方など、状態は個々の患者さんにより違ってきますので治療内容も変わります。

当院の方針としては、寝たきりの方は端座位など離床を目指して、立てる方は一歩二歩と歩けるようになることを目標に、鍼灸施術を行うことで生活の質(QOL)の改善につながるような、個々の患者様に合わせた適切な施術を行います。

治療時間は約30分となります。歩行障害や動作緩慢がみられる患者様が、安心した状態で施術を受けていただけるよう、ゆとりを持った対応や声掛けをしています。

また、保険治療も自費サービスと同様に、

コミュニケーションを意識しながら取り組んでおります。

特に一人暮らしや高齢者世帯の患者さんの場合、外出機会が以前より減っていることが多く、

他者と対面して会話するなどのコミュニケーションが不足していると感じることがあります。

対面しての会話は、表情や雰囲気、身振りといった非言語の情報が含まれ、電話や手紙などと比べるとより一層気持ちのやり取りを感じられるため、情緒の安定につながります。

当院ではコミュニケーションも治療効果を上げる大切な要素だと考えております。